modtimes

主に本と映画のライフログ

アイデンティティー

なかなかいい。全体に仕掛けられたメタフィクショナル仕掛け。ツイストが効いている。あえて曖昧でどうとでも取れるタイトルを選んでいると思う。どうあがいても死ぬ、殺されるために闘うことの意味(観た人はわかるはず)。蛇足的なラストもあの人の名演技に唸らされる。レイ・リオッタはどの作品でも悪役顔。ジョン・キューザックは濃い顔。アマンダ・ピートは素敵(口が大きく、下顎がしっかりした、気の強い女性に弱い)。