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主に本と映画のライフログ

2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

華氏 911

シネセゾン渋谷にて。どこまで本当なんだかわからない陰謀史観。面白かった。さもありなんと思わせるところがやっぱ巧いんだろうな。マイケル・ムーア節は健在であります。が、長い。あと30分短かったらなあ。重いテーマだけにテンポが悪くなるのはしかたな…

奇術師

北イングランドに赴いたジャーナリストのアンドルーは、彼を呼び寄せた女性ケイトから思いがけない話を聞かされる。おたがいの祖先は、それぞれに“瞬間移動”を得意演目としていた、二十世紀初頭の天才奇術師。そして、生涯ライバル関係にあった二人の確執は…

ブランドビジネス

ブランド好きをさらに煽る、海外スーパーブランドの方法論とは。なぜルイ・ヴィトンがひとり勝ちなのか。その好調さに死角はないのか。二次流通の実情、日本人の「ブランド熱愛史」、ブランドの新動向など、多角的観点からブランドビジネスの全貌を解き明か…

WALKABOUT 美しき冒険旅行

圧倒的な映像美、ほんのりとしたユーモア、残酷な自然、死のモチーフ。ひたすら引き込まれた。音楽は『ナック』のジョン・バリー。鑑賞後、南半球に意識が飛んでしまい、ぼーっとした。『野生の王国』だね。

田中一光自伝 われらデザインの時代

急逝したグラフィックデザイン界の巨匠が、自らの生涯を振り返りながら、その歴史と社会的役割や、文化に対する認識など、数多くの提言を盛り込んだ、日本グラフィックデザイン史の副読本。2001年の再刊。 田中一光の歩みは、日本グラフィックデザインの歴史…

スタディ・オブ・コムデギャルソン

コムデギャルソンに貼られた破壊ルックというレッテル。そのデザイナーである川久保玲が何を壊したかという側面からではなく、何を創ろうとしたかという側面からコムデギャルソンを検証する。 スタディ?楽しませようって努力が皆無で、学生の卒業論文レベル…

キマイラの新しい城

事件発生は750年前。古城の密室に石動戯作が奇抜な演出で挑戦する。過去と現代、ふたつの事件を解明できるか!? 年1冊のお楽しみ、殊能将之の新刊。石動がますますダメになってる(例の人のせい?)。今回の裏テーマは現在絶賛絶版中のあのシリーズ。エドガーさ…

サンダーバード

渋東シネタワーにて。OPのアニメーションが超かっこいい。これだけで2時間でもよかった。映画の内容自体は他愛のないもの。夏休み子ども劇場みたいな。レディ・ペネロープ(Sophia Myles:24歳)は予想以上にキュート。エリカ(『アンダーワールド』)のビッチぶ…