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主に本と映画のライフログ

Ray

ジョージアの貧しい家庭に生まれたレイは、少年時代に緑内障で視力を失う。17歳でシアトルのクラブでデビュー。盲目の天才と呼ばれ、レコード会社と契約。ゴスペルとR&Bをミックスさせたソウルミュージックでスーパースターになる。
普通に面白かった。ジェイミー・フォックスの演技はさすが◎。ドキュメンタリのような感じ。音楽界の巨人の、ある一時期を清濁合わせて切り取った手法は間違っていないと思う。ただ、個人的にはもっと焦点を絞ってもよかった気はした。いくつかの伏線が提示されたまま放り出されている。それもまた、後味に繋がっていると言えなくもないけれど(考えオチ?)。なんだか気のある女性の手首を握ってみたくなった。