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主に本と映画のライフログ

ファイナル・カット

記憶を記録するマイクロチップ“ゾーイ”、編集する機械“ギロチン”、編集する人“カッター”など記憶を扱う術に関してだけ軸をずらした近未来を描く。
雰囲気はあるし、役者も悪くない。エンタテインメントか、芸術作品か。どちらかに振るべきだった。痛し痒し。記憶はあやふやであり、恣意的に編集したりされたりするものっていう捉え方はありがちで、もうひとひねりふたひねりほしかった。問題となるべき過去の描写もヌルく、いっそのことアラン(ロビン・ウィリアムズ)を極悪人に設定したら違う展開がありえたかも。