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主に本と映画のライフログ

平凡パンチ1964

日本の「60年代」最初のピークの年、1964年。 銀座歌舞伎座裏の社屋から、『平凡パンチ』は生まれた。 その直前に創刊スタッフとして入社した著者は、 沸騰する60年代文化と変貌する東京の渦中に巻き込まれ、 かつ自ら飛び込み、時代のさまざまな相貌に出合っていく。時代も人も雑誌も会社も、すべてがユニークで面白かった。制作サイドの人間ならば、間違いなくなんらかの刺激を受けるでしょう。作り手の熱が感じられる創作物だからこそ受け手は動かされるというシンプル極まりない真理。