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エンパイア・オブ・ザ・ウルフ

「金髪、タトゥー、無精髭。ナグッテ、ナグッテ、ブッパナス。今度のジャン・レノはちょいワルなんかじゃない“極ワル”。こんなオヤジを待っていた!!」のTVスポットでおなじみ『エンパイア・オブ・ザ・ウルフ』。前提として原作『狼の帝国』は読んどくべき。話が入り組んでいる分、ヴィジュアル化されたときのインパクトは大きい(例の石像とかね)。よくシンプルにまとめたものだ。『クリムゾン・リバー』と比べると、ちゃんと映画になっている。
ジャン・レノはニーマンス警視から潜入捜査官シフェールへ転身。派手なシャツが印象的。記憶喪失の人妻アンナ(アーリー・ジョヴァー)はまるで『24』ニーナ・マイヤーズ(サラ・クラーク)を思わせる無軌道っぷり。そういえば顔と髪型もなんとなく似てる。個人的好みだと、精神科医マチルダを演じたラウラ・モランテ姐さんが素敵すぎ。さすがアルマーニ専属モデル。本作撮影時既に49歳だったとは思えない……。

狼の帝国 (創元推理文庫)

狼の帝国 (創元推理文庫)

クリムゾン・リバー (創元推理文庫)

クリムゾン・リバー (創元推理文庫)