「個」を見つめるダイアローグ
寡聞にして伊藤穣一を知りませんでした。帰国子女的感性で客観的に日本を見てると思う。また細部への目配りが印象的(ちゃんと観てる気がします)。比して村上龍は“大人”になってから世界の中の日本を意識した人。よくも悪くも世界へのコンプレックスがある。日本人的感性からの脱却を目標としているように感じた。いくつかの重要な視点を提示しているし、考えるきっかけになるという意味では有効な本だと思う(あくまで所感)。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2006/11
- メディア: 新書
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- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2006/09/01
- メディア: 単行本
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蔓延する偽りの希望 (幻冬舎文庫―すべての男は消耗品である。)
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2005/03
- メディア: 文庫
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