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主に本と映画のライフログ

イブラヒムおじさんとコーランの花たち

恵比寿ガーデンシネマにて。初日だったからか、けっこう混んでいました。舞台挨拶でなぜか小錦関が登場したり。肝心の内容はというと。青年期に差し掛かりつつある少年と孤独な老人の心の交流をわりと抑えたタッチで淡々と描き、柔らかな優しさを感じさせるトーンで仕上げていました。過剰になりちがな泣かせどころも肩透かしなくらいさりげなく流し、観客は呆気にとられてしまいました。個人的には好きですね。